ロイター通信(3月7日付)は、化学兵器禁止機関の複数の消息筋の話として、シリア政府が化学兵器生産工場12カ所を期限(3月15日)までに解体できない旨伝えてきたと伝えた。
同消息筋によると、12カ所の工場のうち7カ所は航空機用の格納庫、残り5カ所は地下工場で、それらの解体作業はまったくの手つかずだという。
**
バアス党民族指導部と同シリア地域指導部は、バアス革命記念日(3月8日付)に合わせて共同声明を出し、「搾取撲滅をめざす人民の意思に沿った…3月8日革命は継続され、刷新され続けるだろう…。バアス党は…「統一、自由、社会主義」に基づく国家建設という民衆の希望を実現すべく、民衆に犠牲を惜しまないよう働きかける」と発表した。
AFP, March 7, 2014、AP, March 7, 2014、ARA News, March 7, 2014、Champress, March 7, 2014、al-Hayat, March 8, 2014、Iraqinews.com, March 7, 2014、Kull-na Shuraka’, March 7, 2014、Naharnet, March 7, 2014、NNA, March 7, 2014、Reuters, March 7, 2014、SANA, March 7, 2014、al-Thawra, March 8, 2014、UPI, March 7, 2014などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.