YPGに近い「オリーブの怒り」作戦司令室はアレッポ県北部で過去2ヶ月でトルコ軍兵士5人と反体制武装集団戦闘員55人を殺害したと発表(2018年8月24日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)に近い「オリーブの怒り」作戦司令室は公式HP(http://www.xzeytune.com)を通じて声明を出し、6月9日から8月18日までの特殊作戦の成果を発表した。

それによると、作戦は、トルコの実質占領下にあるアレッポ県アフリーン郡各所やアアザーズ市一帯で25回実施され、シャーム戦線、精鋭軍、シャーム軍団、ハムザ旅団、シャーム解放戦線、スルターン・ムラード師団、シリア国民軍、サマルカンド旅団の戦闘員55人、トルコ軍兵士5人を殺害、反体制武装集団戦闘員43人を負傷させたという。

AFP, August 24, 2018、ANHA, August 24, 2018、AP, August 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 24, 2018、al-Hayat, August 25, 2018、Reuters, August 24, 2018、SANA, August 24, 2018、UPI, August 24, 2018などをもとに作成。

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