ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから734人、ヨルダンから474人の難民が帰国、避難民503人が帰宅(2018年10月27日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月27日付)を公開し、10月26日に難民1,208人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは734人(うち女性221人、子供374人)、ヨルダンから帰国したのは474人(うち女性142人、子供242人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は24,049人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者20,712人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者3,337人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 253,329人(うち女性76,000人、子供129,157人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,639,529人(うち女性1,991,859人、子供3,319,765人)。

一方、国内避難民503人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは27人(うち女性11人、子供12人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは294人(うち女性99人、子供118人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは182人(うち女性55人、子供86人)だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は160,955人(うち女性48,787人、子供81,257人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,241,418人(うち女性373,785人、子供633,640人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(アレッポ県1件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 27, 2018をもとに作成。

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