反体制系サイトのザマーン・ワスル(10月26日付)は、イドリブ県各所、アレッポ県東部、ハマー県北部の反体制派支配地域で金曜の集団礼拝後にデモが行われ、数万人が参加したと報じた。
デモが行われたのは、イドリブ県のイドリブ市、アリーハー市、マアッラト・ヌウマーン市、マアッラト・ミスリーン市、サラーキブ市、カフルナブル市、ムハムバル村、マアッラト・ハルマ村、ハーリム市、ハーン・シャイフーン市、サルキーン市、ジスル・シュグール市、カフル・ウワイド村、カフルサジュナ村、カンスフラ村、サルマダー市、サルミーン市、ダーナー市、アティマ村避難民キャンプ、マアッルシューリーン村、マストゥーマ村、ハマー県のカフルズィーター市、ラターミナ町、ジャーヌーディーヤ町、アレッポ県のアアザーズ市、バーブ市、アフリーン市、ダーラト・イッザ市、バータブー村、ラタキア県のナリラヤー村など70の市町村。
金曜日にデモが行われるのは、これで9週連続。
デモは、「移行期統治委員会(設置を)、アサドの悪党打倒を」と銘打たれ、体制打倒、革命継続、ソチ合意(ロシア・トルコ両政府による非武装地帯設置合意)拒否などが主唱された。
AFP, October 27, 2018、ANHA, October 27, 2018、AP, October 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 27, 2018、al-Hayat, October 28, 2018、Reuters, October 27, 2018、SANA, October 27, 2018、UPI, October 27, 2018、Zaman al-Wasl, October 26, 2018などをもとに作成。
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