ダマスカス県では、SANA(11月9日付)によると、小児ガン患者とその家族を支援するNGOのバスマ(BASMA)協会の主催のもと、「私たちは笑顔(バスマ)のために走りたい」と銘打ったマラソン大会が開催され、ガンを克服した児童らが、ボランティア活動家とともに5キロの距離を完走した。
BASMA協会のスハイル・ブーラード理事長によると、BASMAはマラソン大会に参加した児童を含む約6,000人の小児ガン患者の治療や支援を行っており、来年4月には、ジャウバル区にあるバイルーニー大学病院のガン治療専用の療養病床を18台から36台に倍増させる予定だという。
AFP, November 9, 2018、ANHA, November 9, 2018、AP, November 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 9, 2018、SANA, November 9, 2018、UPI, November 9, 2018などをもとに作成。
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