密輸容疑で拘束されていたヨルダン人が釈放され帰国、シリア人とヨルダン人はアサド大統領の写真を掲げて歓迎(2018年11月24日)

ドゥラル・シャーミーヤ(11月24日付)は、シリアとの国境に近いヨルダン北部のラムサー市で、シリア当局に拘束されていたヨルダン人のアッラーウィー・バシャーシバ氏の釈放と帰国を歓迎するデモが行われ、多数のシリア人とヨルダン人が参加した。

バシャーシバ氏は、ナスィーブ・ジャービル国境通行所が再開された先月、密輸容疑でシリア当局に拘束されていたが、今月半ばのヨルダン国会使節団の訪問を受けて釈放、ヨルダンに帰国していた。

帰国したバシャーシバ氏は、アサド大統領の写真を掲げたヨルダン人やシリア人とともにラムサー市に車で現れ、歓迎を受け、その画像がツイッターを通じて公開された。

AFP, November 24, 2018、ANHA, November 24, 2018、AP, November 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2018、al-Hayat, November 25, 2018、Reuters, November 24, 2018、SANA, November 24, 2018、UPI, November 24, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.