トルコ軍はM4高速道路沿線のイドリブ県アリーハー市内に展開(2020年6月1日)

英国を拠点に活動する反体制系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから88日目となる6月1日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(イドリブ県6件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を2件(イドリブ県0件、ラタキア県1件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市とラタキア市を結ぶM4高速道路沿線のブサンクール村で、正体不明の武装集団が反体制武装組織メンバーの車を襲撃し、乗っていた2人が死亡、子供1人が負傷した。

こうしたなか、トルコ軍は、M4高速道路上に位置するアリーハー市内に展開した。

トルコ軍はまた、兵站物資を積んだ貨物車輌25輌からなる車列をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

一方、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、バイニーン村、ルワイハ村を砲撃し、「決戦」作戦司令室と交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、新興のアル=カーイダ系組織からなる「信者を煽れ」作戦司令室が、県南部のルワイハ村一帯を砲撃、シリア軍兵士4人が死亡、3人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・ヌーラーン村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナーフタ町と東ムライハ村を結ぶ街道で第4師団の兵士1人が何者かの発砲を受けて死亡した。

AFP, June 1, 2020、ANHA, June 1, 2020、AP, June 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 1, 2020、Reuters, June 1, 2020、SANA, June 1, 2020、SOHR, June 1, 2020、UPI, June 1, 2020などをもとに作成。

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