フランスの考古学研究グループが、北・東シリア自治局の支配下にあるダイル・ザウル県でYPGの護衛を受けて遺跡の盗掘(2020年7月15日)

トルコ国営のアナトリア通信(7月15日付)は、複数の地元筋から得た情報として、フランスの考古学研究者のグループが、北・東シリア自治局の支配下にあるダイル・ザウル県のユーフラテス川東岸地域で、人民防衛隊(YPG)の護衛を受けて、秘密裏に遺跡の盗掘を行っていると伝えた。

同通信によると、遺跡の盗掘は数ヶ月前に始められ、ハーブール川下流のガリーバ村にあるドゥル・カトリンム遺跡とその一帯で発掘作業が行われているという。


AFP, July 15, 2020、Anadolu Ajansı, July 15, 2020、ANHA, July 15, 2020、AP, July 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2020、Reuters, July 15, 2020、SANA, July 15, 2020、SOHR, July 15, 2020、UPI, July 15, 2020などをもとに作成。

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