外務在外居住者省は国連安保理議長と事務総長宛てに書簡を送り、そのなかで、米国、フランス、トルコ、サウジアラビアがシリアでの危機発生当初から、シリアへの敵対行為を続けるための陰謀を企てていると報告、シリア政府が化学兵器を使用したとの嫌疑を広めようとしていると非難した。
声明は、こうした動きが、シリア国内での「武装テロ集団」による化学兵器使用を促していると指摘、シリア国民に対する化学兵器使用の責任はこれらの国の政府にあると追及した。
**
SANA(4月14日付)によると、ダマスカス郊外県ジャバル・シャイフ(ヘルモン山)地方の住民がジャンダル城で軍による「テロとの戦い」を支持するデモ集会を行った。
集会には、バアス党シリア地域指導部のヒラール・ヒラール副書記長ら要人も参加した。
AFP, April 14, 2014、AP, April 14, 2014、ARA News, April 14, 2014、Champress, April 14, 2014、al-Hayat, April 15, 2014、Iraqinews.com, April 14, 2014、Kull-na Shuraka’, April 14, 2014、Naharnet, April 14, 2014、NNA, April 14, 2014、Reuters, April 14, 2014、SANA, April 14, 2014、UPI, April 14, 2014などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.