2014年4月22日のシリア情勢:レバノンの動き

進歩社会主義党のワリード・ジュンブラート党首は記者会見を開き、2011年1月に分裂した国民議会内会派の民主会合ブロックと自身が率いる国民闘争戦線を再統一し、「民主会合ブロックを再生」するとともに、同ブロックのヘンリー・フルウ議員を大統領候補として擁立、支持すると発表した。

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ナハールネット(4月22日付)によると、ナジーブ・ミーカーティー前首相が、自身が所属する国民議会内の会派である団結ブロックの議員が、大統領選挙においてヘンリー・フルウ議員を支持することを決定したと発表した。

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3月14日勢力は会合を開き、レバノン軍団代表のサミール・ジャアジャア代表を次期大統領候補として支持することで合意した。

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ミシェル・アフラク議員が率いる国民議会内会派の変化改革ブロックは定例の週間会合を開き、大統領選挙について協議した。

会合の後、エミール・ラフマ議員は声明を出し、同ブロック議員が大統領選挙の投票で白票を投じることを明らかにした。

AFP, April 22, 2014、AP, April 22, 2014、ARA News, April 22, 2014、Champress, April 22, 2014、al-Hayat, April 22, 2014、Iraqinews.com, April 22, 2014、Kull-na Shuraka’, April 22, 2014、Naharnet, April 22, 2014、NNA, April 22, 2014、Reuters, April 22, 2014、SANA, April 22, 2014、UPI, April 22, 2014などをもとに作成。

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