シリア反体制勢力の動き(2014年5月2日)

『クドス・アラビー』(5月2日付)は、ダルアー市で活動する最大の反体制武装集団の一つ「ヤルムーク師団」が、ダルアー市から、反体制武装集団が制圧した軍の拠点などに撤退を検討している、と報じた。

民間人を戦闘に巻き込むことを回避するのが目的だという。

**

シリア革命調整連合は、ダマスカス県シャーグール区にあるバドルッディーン・フスニーシャリーア学院への29日の迫撃砲による攻撃などに関して、反体制勢力によるものではなく、アサド政権による自作自演だと主張した。

AFP, May 2, 2014、AP, May 2, 2014、ARA News, May 2, 2014、Champress, May 2, 2014、al-Hayat, May 3, 2014、Iraqinews.com, May 2, 2014、Kull-na Shuraka’, May 2, 2014、Naharnet, May 2, 2014、NNA, May 2, 2014、al-Quds al-‘Arabi, May 2, 2014、Reuters, May 2, 2014、SANA, May 2, 2014、UPI, May 2, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.