シリア反体制勢力の動き(2014年5月5日)

ハウラーン地方東部シャリーア委員会は声明を出し、3日にシャームの民のヌスラ戦線が拘束した南部シリア南部戦線司令官のアフマド・ファフド・ニウマ大佐への公判を終え、同大佐を無罪放免としたと発表した。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会は声明を出し、ジュネーブ合意(2012年)に基づく政治的解決に向けた活動のありようについて協議するため、対話会合をカイロで開催し、すべての反体制勢力に同会合に出席するよう呼びかけた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長を団長とする使節団が米国ワシントンDCを訪問し、ダニエル・ルビンスタイン米シリア担当特使と会談した。

使節団には、自由シリア軍参謀委員会のアブドゥルイラーフ・バシール参謀長も同行した。

『ハヤート』(5月6日付)によると、この会談で米側は、ワシントンDCとニューヨークにあるシリア革命反体制勢力国民連立の事務所を正式な「在外公館」として承認する旨、伝えたという。

これに関して、米高官は、米国による穏健な反体制勢力支援策の一環だとしたうえで、2,700米ドルの追加支援を行うため、米議会での審議を求めていることを明らかにした。

なお「在外公館」として承認を受けた連立の事務所には「外交特権」は付与されないという。
『ハヤート』(5月6日付)によると、ルビンスタイン特使は会談で、バラク・オバマ米政権が反体制勢力への支援増強を行うと述べたが、この支援が武器供与を含むか否かについてはコメントを避けた。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ヒムス市旧市街での「停戦合意」による反体制武装集団の退去に関して、「ヒムス市の革命家の英雄的行為」を讃えた。

AFP, May 5, 2014、AP, May 5, 2014、ARA News, May 5, 2014、Champress, May 5, 2014、al-Hayat, May 6, 2014、Iraqinews.com, May 5, 2014、Kull-na Shuraka’, May 5, 2014、Naharnet, May 5, 2014、NNA, May 5, 2014、Reuters, May 5, 2014、SANA, May 5, 2014、UPI, May 5, 2014などをもとに作成。

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