ダルアー県ジャースィム市、ハイト村、タファス市、ムザイリーブ町で、シリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーとの対立解消に向けてロシアが提示した停戦案に異議を唱えるデモが行われ、数十人が参加(2021年8月18日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市、ハイト村、タファス市、ムザイリーブ町で、シリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーとの対立解消に向けてロシアが提示した停戦案に異議を唱えるデモが行われ、数十人が参加した。

一方、ダルアー市ダルアー・バラド地区では、ロシア軍使節団の仲介のもと、シリア政府の治安委員会と、元反体制武装集団メンバーを代表する中央委員会が2日目となる停戦交渉を行った。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジューリーン村にあるシリア軍の拠点を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカフル・ウワイド村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を25件(イドリブ県14件、ラタキア県8件、アレッポ県2件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

AFP, August 18, 2021、ANHA, August 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 18, 2021、Reuters, August 18, 2021、SANA, August 18, 2021、SOHR, August 18, 2021などをもとに作成。

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