シリア反体制勢力の動き(2014年6月2日)

ダイル・ザウル県革命評議会副司令官のイスマーイール・ムッラー空軍大佐は、クッルナー・シュラカー(6月2日付)に、アサド政権、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、そして民主統一党が、ラッカ県、ハサカ県、ダイル・ザウル県での勢力画定の「密約」を先月交わしたと主張した。

Kull-na Shuraka', June 2, 2014

Kull-na Shuraka’, June 2, 2014

ムッラー大佐は、ダーイシュがアサド政権とイランの支援を受けていると断じる一方、アサド政権、ダーイシュ、民主統一党が、①ラッカ県およびマルカダ町を除くハサカ県からのダーイシュ撤退、②ダーイシュのダイル・ザウル県でのダーイシュの活動への資金援助について合意したと主張した。

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シリア・クルド・イェキーティー党は声明を出し、党政治局のアブドゥッサマド・ハルフ・バッルー氏がアリー・マムルーク国民安全保障会議議長と秘密裏に会談を開いたとする民主統一党支持者のサイトでの情報を否定した。

ARA News(6月2日付)が伝えた。

AFP, June 2, 2014、AP, June 2, 2014、ARA News, June 2, 2014、Champress, June 2, 2014、al-Hayat, June 3, 2014、Kull-na Shuraka’, June 2, 2014、al-Mada Press, June 2, 2014、Naharnet, June 2, 2014、NNA, June 2, 2014、Reuters, June 2, 2014、SANA, June 2, 2014、UPI, June 2, 2014などをもとに作成。

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