ロイター通信(6月21日付)は、パレスチナのハマース筋から得た情報として、ハマースがシリア政府との関係を修復することを決定したと伝えた。
ハマースは、シリアの首都ダマスカスに本拠地を構えて、イラン、レバノンのヒズブッラーとともにイスラエルに対する「抵抗枢軸」を構成していたが、シリアに「アラブの春」が波及した2011年にシリア政府と断行していた。
ハマースの匿名高官筋によると、シリア政府とハマースの間では関係修復に向けた「高級レベルの会合」を重ねているという。
AFP, June 21, 2022、ANHA, June 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 21, 2022、Reuters, June 21, 2022、SANA, June 21, 2022、SOHR, June 21, 2022などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.