米軍などによるシリア爆撃:ダイル・ザウルの油田地帯を爆撃(2014年9月26日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米軍など有志連合に所属すると思われる戦闘機が、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するタナク油田一帯、クーリーヤ市郊外、ヤマーディーン市郊外の油田地帯を空爆した。

空爆は建設中の施設に対しても行われたという。

ライス・ダイリーを名乗る活動家は、AFP(9月26日付)に対して、米軍などの空爆によって、ダイル・ザウル県にあるダーイシュ制圧下のすべての油田で、「治安上の理由」により石油の採掘が停止していると述べた。

また米軍など有志連合は、ダイル・ザウル市西部でオートバイを空爆し、バイクに乗っていたダーイシュの「重要な幹部の一人」を含む2人を殺害した。

この幹部は、自宅を出たところを攻撃されたという。

米国防総省は、ダイル・ザウル県での米軍の空爆により、戦車2輌を破壊したと発表した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍など有志連合に所属すると思われる戦闘機が、ハサカ市南東部にあるダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線、外国人戦闘員などの拠点を空爆した。

AFP, September 26, 2014、AP, September 26, 2014、ARA News, September 26, 2014、Champress, September 26, 2014、al-Hayat, September 27, 2014、Kull-na Shuraka’, September 26, 2014、al-Mada Press, September 26, 2014、Naharnet, September 26, 2014、NNA, September 26, 2014、Reuters, September 26, 2014、SANA, September 26, 2014、UPI, September 26, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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