ハサカ県では、ARA News(6月8日付)によると、西クルディスタン移行期民政局のアサーイシュと人民防衛隊が、ハサカ市の治安厳戒地区に含まれるマサーキン地区、カダート通りに多数展開し、シリア軍に対して政府関連施設と軍拠点の撤去を要請、両者の間の緊張が高まった。
アサーイシュと人民防衛隊はまた、カーミシュリー市内でも隊員を展開させ、シリア軍に圧力をかけている、という。
ハサカ市とカーミシュリー市は、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局が分割統治(共同支配)を行っており、これまでにもたびたび武力衝突が起こっている。
『ハヤート』(6月9日付)によると、これにより、ハサカ市ではアサーイシュとシリア軍部隊が散発的に衝突しているという。
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クッルナー・シュラカー(6月9日付)によると、ハサカ市、カーミシュリー市の緊張は、シリア軍がラッカ県アブー・アースィー村西部の人民防衛隊拠点を砲撃したことへの対抗措置だという。
AFP, June 8, 2017、AP, June 8, 2017、ARA News, June 8, 2017、Champress, June 8, 2017、al-Hayat, June 9, 2017、Kull-na Shuraka’, June 8, 2017、June 9, 2017、al-Mada Press, June 8, 2017、Naharnet, June 8, 2017、NNA, June 8, 2017、Reuters, June 8, 2017、SANA, June 8, 2017、UPI, June 8, 2017などをもとに作成。
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