シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊をトルコ軍・国民軍が砲撃、シリア民主軍の応戦で国民軍戦闘員7人死亡(2020年12月22日)

ラッカ県では、ANHA(12月22日付)によると、21日夜から22日未明にかけて、トルコ軍と国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村を激しく砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がこれに応戦し、国民軍兵士7人を殺害した。

シリア人権監視団によると、これにより、12月18日以降の戦闘での国民軍戦闘員の死者は24人となった。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のマアバトリー(マーバーター)町で、国民軍が、シャーム戦線司令官の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発した事件(12月18日)に関与していた容疑で、住民数十人を逮捕した。

逮捕者のなかには女性も含まれているという。

AFP, December 22, 2020、ANHA, December 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2020、Reuters, December 22, 2020、SANA, December 22, 2020、SOHR, December 22, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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