Monthly Archives: 7月 2018

YPGは反体制派司令官らを殺害したと発表する一方、ハムザ師団は捕捉したYPG戦闘員の写真を公開(2018年7月10日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の広報センターは声明を出し、7月7日にトルコの実質占領下にあるアフリーン郡ブルブル町で、トルコの支援を受ける反体制武装集団の一つである精鋭軍のムハンマド・スラ … Read More

ラタキア県のシリア軍が反体制派の攻撃を受け70人死傷、シリア軍はイドリブ県西部の反体制派支配地域を激しく爆撃(2018年7月10日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がハタイ県(トルコ)との国境に近いアティーラ村にあるシリア軍の拠点を攻撃し、士官複数人を含む27人が死亡、50人あまりが負傷した。 ** イドリブ県では、ドゥラル・ … Read More

反体制派司令官「9月にイドリブ県に対する軍事作戦を開始するので同地に退去しないようロシアから忠告を受ける」(2018年7月10日)

アブー・アリー・マハーミードを名乗る反体制武装集団の司令官は音声声明を出し、シリア南部で活動を続けている反体制武装集団の使節団が、ロシアから「9月に軍事作戦が開始されるイドリブ県方面に退去しないよう忠告」されていたと暴露 … Read More

イスラエルのリーベルマン国防大臣「シリア軍兵士が一人でも兵力引き離し地帯に入れば、危険に曝される…。シリア難民は受け入れない」(2018年7月10日)

イスラエルのアヴィグドール・リーベルマン国防大臣は、占領下のゴラン高原を視察訪問し、「シリア政府の庇護のもとテロのインフラを構築しようとする努力が行われているが、イスラエルはこれを許すことはない。この地域にいかなるテロの … Read More

駐シリア・イラク大使はブーカマール市とカーイム市を結ぶユーフラテス川沿いの国境通行所の再開に意欲(2018年7月10日)

サアド・ムハンマド・リダー駐シリア・イラク大使は、シリアのハムーダ・サッバーグ人民議会議長と会談し、シリアのダイル・ザウル県ブーカマール市とイラクのアンバール県カーイム市を結ぶ国境通行所の再開について協議した。 リダー大 … Read More

ダルアー県南西部ではシリア軍とダーイシュ(ハーリド・ブン・ワリード軍)の戦闘を避けようと住民1万人がイスラエル占領下のゴラン高原方面に避難(2018年7月10日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍の支配下にある県南西部のヤルムーク川河畔地域に留まっていた住民1万人以上が、シリア軍の攻撃を避けるため、イスラエル … Read More

ダルアー県南西部でダーイシュ(ハーリド・ブン・ワリード軍)が自爆攻撃を敢行し、ロシア・シリア両軍の兵士多数を殺傷したと発表、ロシア側はこれを否定(2018年7月10日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ザイズーン村でシリア軍部隊が爆弾を積んだ車の自爆攻撃を受け、兵士8人が死亡した。 これに関して、ダーイシュに近いアアマーク通信(7月10日付)は、「ダーイシュ・ハウラーン州」名義 … Read More

シリア軍はダルアー市東部のガラズ刑務所一帯地域を制圧し、大量の米国製兵器を押収(2018年7月10日)

ダルアー県では、SANA(7月10日付)によると、シリア軍がダルアー市東部で反体制武装集団(南部中央作戦司令室)との戦闘の末、ガラズ刑務所および穀物サイロ一帯の地域を制圧し、大量の米国製兵器を発見、押収した。 また、県北 … Read More

避難生活を送っていた住民数十世帯がダルアー県アルマー町に帰還(2018年7月10日)

ダルアー県では、SANA(7月10日付)によると、県南部がシリア政府の支配下に復帰したことを受けて、避難生活を送っていたアルマー町の住民数十世帯が帰宅した。 また、シリア軍はヤードゥーダ村とダルアー市を結ぶ幹線道路の復旧 … Read More

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは8件の停戦違反を、トルコ側は0件の違反を確認(2018年7月10日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(7月10日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(アレッポ県1件、ラタキア県4件、ハマー県3件)確認したと発表した。 トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。 … Read More

イドリブ県の砕石業者がシリア政府支配地域との取引への規制を強化するシャーム解放機構に抗議(2018年7月9日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月9日付)によると、 砕石工場の経営者や労働者が、シャーム解放機構への抗議デモを行った。 参加者は、シャーム解放機構がシリア政府支配地域に出荷される砕石などへの高額な税を課してい … Read More

革命特殊任務軍はヨルダンのラクバーン難民キャンプから難民を退去させることに同意したとの情報を否定(2018年7月9日)

米主導の有志連合の「協力部隊」(partner forces)の一つで、米国などの占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯で活動を続けている革命特殊任務軍は、ヨルダン北東部にあるルクバーン難民キャンプの住民に向けて声明を … Read More

米主導の有志連合はイラク・クルディスタン自治政府支配地域からロジャヴァ支配地域に軍用車輌500台を搬入(2018年7月9日)

『ハヤート』(7月10日付)は、複数の活動家の話として、ハンヴィー(HMMWV)や武器を搭載視した車輌約500台からなる米主導の有志連合の車列が、イラクのクルディスタン自治政府支配地域からシリア領内に進入し、ハサカ県の西 … Read More

アサド大統領「復興が最優先課題…、いかなる勢力が占領していようと、シリア全土を解放するまでテロとの戦いを続ける」(2018年7月9日)

シリア大統領府は、アサド大統領は外務在外居住者省で職員らと公開意見交換会を開催し、内政問題、地域・国際問題、外交活動、政治や社会の展望について意見を交わしたと発表、ツイッターやフェイスブックのアカウントを通じて写真を公開 … Read More

ゴラン高原の兵力引き離し地帯でダルアー県からの避難民数百人がデモを行い、イスラエルに国境開放と保護を求める(2018年7月9日)

クナイトラ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月9日付)によると、ゴラン高原の兵力引き離し地域でダルアー県からの避難民数百人がデモを行い、イスラエルに国境を開放するよう求めた。 同サイトが転載した写真には、「我々は、我々を … Read More

ダーイシュはアレッポ県ICARDAのシャーム解放機構拠点を攻撃し、精鋭部隊戦闘員10人を殺害(2018年7月9日)

アレッポ県では、ANHA(7月9日付)によると、ICARDAに近い国際幹線道路(ダマスカス・アレッポ高速道路)に設置されているシャーム解放機構の拠点が何者かの攻撃を受け、シャーム解放機構の戦闘員10人が殺害された。 これ … Read More

シリア軍はダルアー県の国境地帯全域を掌握、アル=カーイダ主導の反体制派が活動を続けるダルアー市南部を完全包囲するとともに、ダーイシュに忠誠を誓う武装集団の支配地域に到達(2018年7月9日)

ダルアー県では、SANA(7月9日付)によると、県南西部のザイズーン村とタッル・シハーブ町が地元和解プロセスの一環としてシリア政府との和解に応じ、シリア軍が同地に進駐した。 これにより、シリア政府はダルアー県のヨルダン国 … Read More

ヨルダン国境地帯に押し寄せていた避難民ほぼ全員(20万人以上)がシリア政府によるダルアー県南部掌握を受けて帰宅(2018年7月9日)

シリア人権監視団によると、6月19日以降に激化していた戦闘を避けてヨルダン国境方面に避難していた住民のほとんどにあたる20万人以上が、戦闘終息とシリア政府による同県南部および南東部の制圧を受けて、帰村した。 ダーイシュ( … Read More

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは4件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2018年7月9日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(7月9日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(ハマー県1件、ラタキア県3件)確認したと発表した。 トルコ側の監督チームも2件(アレッポ県1件、ハマー県1件)の停戦違 … Read More

米主導の有志連合は7月2日~7月8日までの7日間でシリア領内で22回の爆撃を実施(2018年7月9日)

米中央軍(CENTCOM)は、7月2日~7月8日の7日間でのシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。 7月2日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し4回の空爆を実施、このうちシリア領内で … Read More

有志連合の特殊作戦司令官を務めるジェラルド米少将「イランの存在はシリアの安定に寄与しない」(2018年7月8日)

有志連合の特殊作戦司令官を務める米軍のジェームズ・ジェラルド(James Jarrard)少将は、シリア国内におけるイランのプレゼンスに関して、アラビーヤ・チャンネル(7月8日付)に対して、「安定の実現に寄与しない。(イ … Read More

親政権日刊紙の『ワタン』:シリア政府とロジャヴァは近くハサカ県の石油施設局と石油販売権のシリア政府への移管に合意する見込み(2018年7月8日)

親政権日刊紙の『ワタン』(7月8日付)は、複数の反体制派消息筋の話として、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)が近く、ハサカ県の石油施設局と石油販売にかかる権限をシリア政府に移管する … Read More

シリアとレバノンのキリスト教諸派の司教・主教はイタリアでの会合で「我々にとって最大の恐怖は世俗的な体制が、イスラーム過激派の政府にとって代わること」と表明(2018年7月8日)

イタリア南部のバーリ市で、シリアとレバノンのキリスト教諸派の司教・主教会議が開催され、司祭・主教らは、シリア難民を帰国させるための国際社会の支援を求めるメッセージをローマ法王フランシスコに送った。 ローマ・カトリック教会 … Read More

トルコ軍がアレッポ県北西部のアフリーン郡を爆撃(2018年7月8日)

アレッポ県では、ANHA(7月8日付)が複数の地元消息筋の話として伝えたところによると、トルコ軍戦闘機複数機が22時、県北西部のアフリーン郡上空に飛来、アフリーン市とジンディールス町を結ぶ幹線道路沿いの複数カ所(ハーリタ … Read More

イスラエル軍がヒムス県中部のタイフール航空基地(T4)を爆撃(2018年7月8日)

シリア軍消息筋が、SANA(7月8日付)に明らかにしたところによると、イスラエル軍がシリア領空を侵犯し、ヒムス県中部のタイフール航空基地(T4)を爆撃、シリア軍防空部隊が応戦し、ミサイル複数発を撃破、爆撃に参加したイスラ … Read More

南部軍結成と合わせて停戦交渉のための新たな交渉チームが発足(2018年7月8日)

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月8日付)によると、ジャースィム市地元評議会の元議長で、南部中央作戦司令室の代理人として停戦交渉にあたっている危機管理チームのメンバーの一人でもあるアフマド・サーリフ氏が、7日に … Read More

停戦に真っ先に応じたスンナ青年旅団がヨルダン国境地帯からブスラー・シャーム市への避難民移送作業を率先(2018年7月8日)

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月8日付)が、複数の地元消息筋の話として伝えたところによると、6日のシリア政府と南部中央作戦司令室の停戦合意に先立って、ブスラー・シャーム市での停戦に応じていたスンナ青年旅団の司 … Read More

シリア軍はウンム・マヤーズィン村一帯を制圧し、反体制派支配下のダルアー市南部を事実上包囲(2018年7月8日)

ダルアー県では、SANA(7月8日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、シャーム解放機構などからなる南部中央作戦司令室との交戦の末、ウンム・マヤーズィン村、ダルアー市西方の丘陵地帯、防空大隊基地を制圧した。 シリア人 … Read More

シリア軍はナスィーブ国境通行所に至る国際幹線道路の復旧工事を開始(2018年7月8日)

ダルアー県では、SANA(7月8日付)によると、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターのの仲介によるシリア政府と南部中央作戦司令室の停戦合意(6日)を受けて、シリア … Read More