Monthly Archives: 5月 2020

米軍の車列がシリア領内に進入し、カスラク村(ハサカ県)の基地に向かう(2020年5月5日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、兵站物資などを積んだ米軍の車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に進入し、カスラク村にある米軍基地に向かった。 AFP, May 5, 2020 … Read More

イドリブ県で正体不明の武装集団がトルコの後援を受けるシャーム自由人イスラーム運動、シャーム軍団を襲撃(2020年5月5日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がフーア市近郊にあるシャーム自由人イスラーム運動の砲台を襲撃し、戦闘となった。 この戦闘で武装集団のメンバー複数人が負傷した。 また、イドリブ市とマアッラトミス … Read More

トルコ占領下のアフリーン市で、トルコ軍兵士7人の新型コロナウイルス感染が確認(2020年5月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある「オリーブの枝」地域の中心都市アフリーン市で、トルコ軍兵士7人が新型コロナウイルスに感染していることが確認された。 感染は、アフリーン市内のトルコ軍基地で兵士 … Read More

トルコがリビアに派遣したシリア人傭兵(国民軍)の数は7,850人に(2020年5月5日)

シリア人権監視団は、トルコがハリーファ・ハフタル将軍率いるリビア国民軍と対立を続ける国民合意政府(GNA)を支援するため、シリア人傭兵(国民軍戦闘員)を新たに派遣したと発表した。 同監視団によると、これにより、リビアに派 … Read More

トルコ占領下のバーブ市(アレッポ県)での爆発で住民1人死亡(2020年5月5日)

アレッポ県では、ANHA(5月5日付)やSANA(5月5日付)によると、トルコ占領下のバーブ市のファーティマ・ザフラー・モスク近くで、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民1人が死亡、国民軍の戦闘員多数が負傷した。 シリ … Read More

イスラエル軍、あるいは米主導の有志連合がダイル・ザウル県の「イランの民兵」拠点を爆撃、14人を殺害(2020年5月5日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍が県南東部のクーリーヤ市、サーリヒーヤ村、マヤーディーン市近郊の砂漠地帯にある「イランの民兵」の拠点複数カ所を爆撃し、イラン人とイラク人14人が死亡した。 一方 … Read More

M4高速道路でのロシア・トルコ軍合同パトロール部隊が初めてアリーハー市郊外に到達(2020年5月5日)

英国を拠点に活動する反体制系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから61日目となる5月5日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。 ** ロシア … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年5月5日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月5日付)を公開し、5月4日に帰還した難民はいなかったと発表した。 2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は578,773人。 内訳は、レ … Read More

アサド大統領は内閣の新型コロナウイルス感染症対策チームと会合を開き「市民が責任を担う統制された規制緩和」をめざすと表明(2020年5月4日)

アサド大統領はイマード・ハミース内閣の新型コロナウイルス感染症対策チームと会合を開き、感染症対策の進捗、市民生活への影響とその対策について検討した。 会合でのアサド大統領の主な発言は以下の通り:   ** 「国 … Read More

シャーム解放機構メンバーがイドリブ市での喧嘩で市民3人を殺害(2020年5月4日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月4日付)、シリア人権監視団によると、イドリブ市の大学地区で、シャーム解放機構メンバーと住民が喧嘩となり、メンバーが住民らに手榴弾を投げたあと、無差別に発砲し、3人が死亡、3人が … Read More

アンサール・タウヒードは声明を出し、「信者を煽れ」作戦司令室を離脱(2020年5月4日)

新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードは声明を出し、「信者を煽れ」作戦司令室を離脱すると発表した。 「信者を煽れ」作戦司令室は、新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構、アンサール・ディーン戦線 … Read More

米軍部隊がハサカ県タッル・タムル町入り口に展開、ロシア軍の通行を妨害(2020年5月4日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍部隊がヘリコプター複数機の支援を受けて、タッル・タムル町入り口に展開した。 ロシア軍部隊がラッカ県アイン・イーサー市とハサカ県カーミシュリー市を結ぶM4高速道路を通過するのを阻 … Read More

イスラエル軍と思われる戦闘機がアレッポ県サフィール市近郊をミサイル攻撃(2020年5月4日)

SANA(5月4日付)は、シリア軍筋の情報として、午後10時32分、ハマー県イスリヤー村北東に飛来した敵機(所属明示せず)が、アレッポ県サフィーラ郡にある軍の倉庫複数棟をミサイルで攻撃、シリ軍防空部隊がこれを迎撃した。 … Read More

保健省は新型コロナウイルス感染症対策で隔離センターに収容された人数が3,325人に達し、うち2,554人が帰宅し、771人がセンターで経過観察を受けていると発表(2020年5月4日)

保健省は声明を出し、新型コロナウイルス感染症対策として、2月5日から5月4日までの期間に、各県の隔離センターに収容された人の数が3,325人に達し、うち2,554人がPCR検査の結果陰性と診断され帰宅し、771人がセンタ … Read More

トルコ軍と国民軍がハサカ県北部、ラッカ県北部を砲撃(2020年5月4日)

ハサカ県では、SANA(5月4日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・タムル町近郊のタッル・マナーフ村、ファッカ村、ダルダーラ村、アズィーズィーヤ村を砲撃した。 ** ラッカ県では、ANHA(5月 … Read More

米国が収監中のダーイシュ・メンバーをシリアからイラクへ移送(2020年5月4日)

ハサカ県では、SANA(5月4日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、米国が北・東シリア自治局内の刑務所に収監されていたダーイシュ(イスラーム国)のメンバーをイラクへと移送した。 同地元筋によると、米軍装甲車 … Read More

政府の治安機関がシリアテルの経営陣と技術者7人を新たに逮捕(2020年5月4日)

シリア人権監視団は、政府の治安機関が、アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏が取締役会長を務める携帯電話会社のシリアテルの経営陣と技術者7人を新たに逮捕したと発表した。 7人のうち4人がアレッポ県、3 … Read More

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の支配下にある北西部のいわゆる「解放区」が暫定内閣による通行所閉鎖で医薬品不足に(2020年5月4日)

シリア人権監視団は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の支配下にある北西部のいわゆる「解放区」が、医薬品不足に見舞われていると伝えた。 トルコのガジアンテップで活動する暫定内閣(シリア革命反体制勢力国民連立の傘 … Read More

ダルアー県ムザイリーブ町にあるムザイリーブ区庁舎が「テロ集団」の襲撃を受け、職員9人死亡(2020年5月4日)

英国を拠点に活動する反体制系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから60日目となる5月4日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。 ** ロシア … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年5月4日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月4日付)を公開し、5月3日に帰還した難民はいなかったと発表した。 2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は578,773人。 内訳は、レ … Read More

米軍ヘリコプターがロシア軍憲兵隊が駐留するハサカ県北東部に飛来(2020年5月3日)

ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月3日付)によると、米主導の有志連合のヘリコプターがシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町一帯の上空に飛来し、監視活動を行った。 ハーブール(5月3日付) … Read More

北・東シリア自治局が管理するハサカ市の刑務所でダーイシュ・メンバーが暴動(2020年5月3日)

ハサカ県では、ANHA(5月3日付)によると、北・東シリア自治局が管理するハサカ市グワイラーン地区にあるスィナーア刑務所(グワイラーン刑務所)で、拘留中のダーイシュ(イスラーム国)メンバーが暴動を起こしたが、内務治安部隊 … Read More

治安機関はロシア軍部隊を伴って、シリアテルの経営陣・技術者を家宅捜索し、逮捕(2020年5月3日)

シリア人権監視団は、政府の治安機関が、アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏が取締役会長を務める携帯電話会社のシリアテルの経営陣と技術者28人以上を逮捕したと発表した。 複数の情報筋によると、逮捕はロ … Read More

大統領のいとこのマフルーフ氏が2度目となるビデオ・メッセージを配信、治安当局がシリアテルの社員を逮捕したと非難(2020年5月3日)

アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏は、フェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/)を通じてビデオ・メッセージを配信した。 マフルー … Read More

トルコ軍と国民軍がアレッポ県北部、ラッカ県北部を砲撃(2020年5月3日)

アレッポ県では、ANHA(5月3日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のカフル・アントゥーン村、イルシャーディーヤ村、マーリキーヤ村 … Read More

ハミース内閣は定例閣議で国営および民営セクターの経済開発活動再開に向けて計画を策定することを決定(2020年5月3日)

イマード・ハミース内閣は定例閣議で、新型コロナウイルス感染症対策として規制対象となっている国営および民営セクターの経済開発活動の再開について協議し、既に90%実施が完了している事業、優先事業を再開することを決定し、各県の … Read More

通信技術省所轄のSY-TRA はマフルーフ氏が経営を主導するMTNのパートナー企業から追徴課税納付を肩代わりすると連絡があったと発表(2020年5月3日)

通信技術省所轄の電気通信電話規制委員会(SY-TRA )は声明を出し、「携帯電話会社MTNのパートナー企業の1つ」であるテレ・インファスト・リミテッド社から、MTNが支払いを求められている追徴課税を負担する用意があるとの … Read More

シャーム解放機構がカフルタハーリーム町(イドリブ県)に検問所を増設、携帯電話の通話記録をチェックするなどして、住民への締め付けを強化(2020年5月3日)

英国を拠点に活動する反体制系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから59日目となる5月3日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。 ** ロシア … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年5月3日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月3日付)を公開し、5月2日に帰還した難民はいなかったと発表した。 2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は578,773人。 内訳は、レ … Read More

通信技術省所轄のSY-TRA はマフルーフ氏のビデオ・メッセージに異例の反論、追徴課税請求への断固たる姿勢を示す(2020年5月2日)

通信技術省所轄の電気通信電話規制委員会(SY-TRA )は「公金回収業務は、それを妨害しようとするいかなる試みによっても阻止されることはない」とする異例の声明を発表した。 声明は、4月30日に、アサド大統領のいとこでシリ … Read More