ファイサル・ミクダード副大統領は『ワタン』のHP(https://alwatan.sy/)を通じて声明を出した(声明はその後削除された)。
声明のなかで、ミクダード副大統領は以下の通り主張した。
シリアでは、過去2週間に地域や世界の人々の関心を引く出来事や進展が見られた。多くの人々が、これらの変化が多くの血と破壊を伴うだろうと予想していた。だが、我々が目にしたのは、暴力が国家を築くことも、希望に満ちた未来を育むこともないということを、シリアの国民、とりわけこの動きを主導した若者たちが十分に理解していたということだった。 我々はここから、シリアの領土と国民を統合し、独立と主権を維持することの必然性を確認したい。それは、どのような帰属や文化であれ、すべての国民が団結することで可能となる。シリアが、その現在と未来を築くためには、地域と世界における文明的かつ人道的な役割を維持することが不可欠だ。 シリアの若者たちによる現在の努力、とくに現在提案されている国民対話会議を含むすべての試みが、シリア国民の期待に応え、彼らの国の文明的な姿を際立たせるような成果を上げることを願っている。そして、皆が未来に向けた基礎を意識的に描くことで、我々を望ましい未来へと導いてくれることを期待する。
AFP, December 22, 2024、Aleamaliaat_aleaskaria, December 22, 2024、ANHA, December 22, 2024、‘Inab Baladi, December 22, 2024、Reuters, December 22, 2024、Sham FM, December 22, 2024、SANA, December 22, 2024、SOHR, December 22, 2024、Syriafree25, December 22, 2024、al-Watan, December 22, 2024などを参照。
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