シリア人権県監視団は、2024年の1年間で21,402人が殺害されたことを確認したと発表した。
21,402人の内訳は以下の通り:
民間人18,223人(うち18歳未満の子ども337人、18歳以上の女性240人)
- 前政権下の刑務所で拷問などによって殺害された民間人:14,625人
- 無差別発砲による死者:271人(うち子ども48人、女性22人)
- ジハード主義者による殺害:19人(うち子ども3人)
- (旧)反体制派諸派による殺害:47人(うち子ども6人、女性4人)
- 前政権軍の爆撃による死者:39人(うち子ども16人、女性8人)
- 死因不明者:1,428人(うち子ども8人、女性9人)
- 戦争爆発性残存物(ERW)による死者:239人(うち子ども69人、女性31人)
- 前政権軍の発砲、砲撃による死者:135人(うち子ども39人、女性18人)
- 戦場での処刑:160人(うち女性4人)
- 殺人:567人(うち子ども43人、女性95人)
- 米主導の有志連合による殺害:1人
- 生活状況悪化による死者:9人(うち子ども4人、女性1人)
- ロシア軍の爆撃による死者:88人(うち子ども16人、女性7人)
- 即席爆弾の爆発による死者:14人(うち子ども2人、女性1人)
- (旧)反体制派諸派の拷問による死者:1人
- ダーイシュ(イスラーム国)による殺害:106人(うち子ども3人、女性3人)
- イスラエル軍の発砲、砲撃・爆撃による死者:85人(うち子ども13人、女性16人)
- トルコ軍の砲撃・爆撃による死者:90人(うち子ども18人、女性10人)
- ヨルダン軍による殺害:33人(うち子ども3人、女性6人)
- トルコ軍憲兵隊の発砲による死者:18人(うち子ども3人)
- 地雷・仕掛け爆弾の爆発による死者:63人(うちこども27人、女性3人)
- 何者かの発砲による死者:123人(うち子ども5人)
- 人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による殺害:41人(うち子ども7人、女性1人)
- その他の理由による死者:21人(うち子ども4人、女性1人)
戦闘員の死者3,179人
- 反体制派・イスラーム主義組織諸派:493人
- シリア民主軍:318人
- クルド人部隊:20人
- 前政権軍:944人
- 前政権を支持する戦闘員:316人
- 親イランのシリア人戦闘員:322人
- 親イランの非シリア人戦闘員:183人
- ヒズブッラー:58人
- ロシア人:2人
- ジハード主義者:330人
- ダーイシュ:112人
- そのほか:81人
AFP, January 1, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 1, 2025、ANHA, January 1, 2025、‘Inab Baladi, January 1, 2025、Reuters, January 1, 2025、Sham FM, January 1, 2025、SANA, January 1, 2025、SOHR, January 1, 2025、Syriafree25, January 1, 2025、al-Watan, January 1, 2025などを参照。
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