シリア政府の動き(2014年8月10日)

クッルナー・シュラカー(8月10日付)は、ヒムス県シャーイル油田へのダーイシュ(イスラーム国)の襲撃事件に関して、事件直前にラーミー・マフルーフ氏が代表を務めるNGOブスターン協会が同油田の警備に関する契約を結んでいたとしたうえで、ダーイシュの襲撃を防げなかったのはマフルーフ氏の責任だと断じた。

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アサド大統領は2014年布告第257号を発し、ワーイル・ナーディル・ハルキー首相を改めて首相に任命し、組閣を命じた。

SANA(8月10日付)が伝えた。

SANA, August 10, 2014

SANA, August 10, 2014

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ダイル・ザウル県選出の人民議会議員、地元名士らがダマスカス郊外県シャバーブ市で会合を開き、ダーイシュ(イスラーム国)によるテロ反対と、シリア軍への全面支持を訴えた。

SANA(8月10日付)が伝えた。

SANA, August 10, 2014

SANA, August 10, 2014

AFP, August 10, 2014、AP, August 10, 2014、ARA News, August 10, 2014、Champress, August 10, 2014、al-Hayat, August 11, 2014、Kull-na Shuraka’, August 10, 2014、al-Mada Press, August 10, 2014、Naharnet, August 10, 2014、NNA, August 10, 2014、Reuters, August 10, 2014、SANA, August 10, 2014、UPI, August 10, 2014などをもとに作成。

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