シリア政府の動き(2014年8月12日)

AFP(8月12日付)によると、シリア当局は、イラクのモスル県スィンジャール郡へのダーイシュ(イスラーム国)の侵攻によって、スィンジャール山に避難したイラク人(ヤズィーディー教徒)約1,000人を受け入れることを決定した。

SANA(8月12日付)によると、シリアのキンダ・シャンマート社会問題大臣は、ハサカ県マーリキーヤ郡にイラク人避難民約1,000人を収容するのための集合仮設住宅(テント700張る)を確保したことを明らかにした。

そのうえで、シャンマート社会問題大臣は、国連世界食糧計画(WFP)に対し、ハサカ県への支援物資の空輸を増加させるよう呼びかけた。

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ワーイル・ハルキー首相は、ダマスカスを訪問中のアーサリン・カズン国連世界食糧計画(WFP)事務局長と会談した。

SANA(8月12日付)によると、会談でハルキー首相は、タクフィール主義テロ組織のテロ行為によって被災した国民への人道支援物資の配給のため、WFPなどの国際機関と協力する意思を改めて伝えた。

カズン事務局長はまた、ワリード・ムアッリム外務大臣、キンダ・シャンマート社会問題大臣とも個別に会談し、シリアへの人道支援物資の配給などについて意見を交わした。

SANA, July 12, 2014

SANA, July 12, 2014

AFP, August 12, 2014、AP, August 12, 2014、ARA News, August 12, 2014、Champress, August 12, 2014、al-Hayat, August 13, 2014、Kull-na Shuraka’, August 12, 2014、al-Mada Press, August 12, 2014、Naharnet, August 12, 2014、NNA, August 12, 2014、Reuters, August 12, 2014、SANA, August 12, 2014、UPI, August 12, 2014などをもとに作成。

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