カナダ政府によると、メラニー・ジョリー外務大臣とアーメッド・フッセン国際開発大臣が、シリアへの人道支援として、新たに8400万カナダ・ドルの資金提供を行うとともに、民主化、安定化、および人道支援の提供を促進するため、既存の制裁措置を6ヵ月間緩和する措置を講じると発表した。
発表によると、カナダ政府は特別経済措置許可命令に基づく一般許可を発出、カナダ国内のカナダ人が、シリアの民主化、安定化、人道支援の提供を目的とする資金取引や関連する金融サービスを6ヵ月間一時的に実施できるようにした。
この措置には、シリア特別経済措置規則の下で制裁対象となっているシリア国営および関連銀行7行を通じた取引も含む。
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