シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会のガザール議長が声明を発表:「シリア沿岸部や中部でアラウィー派が「過激テロ思想」に従わなかったというだけの理由で、虐殺、略奪、誘拐、拘束の被害に晒され続けている」(2025年4月9日)

シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会はフェイスブックを通じて、ガザール・ガザール議長の声明を発表し、シリア沿岸部や中部でアラウィー派が、「過激テロ思想」に従わなかったというだけの理由で、虐殺、略奪、誘拐、拘束の被害に晒され続けているとしたうえで、国際社会に対して、無辜の民間人を保護、独立国際調査機関の設置、国際人道機関の役割の活性化を呼びかけるとともに、人種、宗教にかかわらず、声明を守ることは、政治行動ではなく、人道的義務だと主唱した。

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