諸外国の動き(2014年8月18日)

バラク・オバマ米大統領は声明を出し、シリアの化学兵器廃棄問題に関して、危険度の高い化学兵器関連物質約600トンの廃棄作業が「予定よりも数週間早く」、米国船籍MVケープ・レイ(MV Cape Ray)で完了した、と発表した。

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米連邦航空局(FAA)は、米航空各社に対してシリア上空の飛行を禁止する措置を発表した。

FAAは声明で「シリアの過激派はさまざまな対空兵器を保有していることが知られており、それらの兵器は民間航空機の脅威となるだけの性能を持っている」と指摘。FAAはこれまでシリア上空の飛行を回避するよう勧告していたが、これを禁止に格上げした。

共同通信(8月19日付)が伝えた。

al-Hayat, August 20, 20144、共同通信、2014年8月19日などをもとに作成。

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