レバノンの動き(2014年8月23日)

『サフィール』(8月23日付)は、外交筋の話として、ベカーア県バアルベック郡アルサール村を8月初めに襲撃した武装集団(シャームの民のヌスラ戦線、ダーイシュ(イスラーム国)が拉致する内務治安軍総局隊員らの釈放に向けた交渉に関して、トルコとカタールが仲介に尽力していると報じた。

なおこれまで仲介を行っていたウラマー委員会は22日に武装集団との交渉を中止すると発表している。

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NNA(8月23日付)によると、レバノンの治安当局はベカーア県バアルベック郡で、ジハード主義武装集団に属するシリア人3人を逮捕した。

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レバノン軍は声明を出し、レバノン南部から発射されたロケット弾1発がイスラエル東部のアッカに着弾したと報じた。

被害状況は不明。

ナハールネット(8月23日付)が伝えた。

AFP, August 23, 2014、AP, August 23, 2014、ARA News, August 23, 2014、Champress, August 23, 2014、al-Hayat, August 24, 2014、Kull-na Shuraka’, August 23, 2014、al-Mada Press, August 23, 2014、Naharnet, August 23, 2014、NNA, August 23, 2014、Reuters, August 23, 2014、al-Safir, August 23, 2014、SANA, August 23, 2014、UPI, August 23, 2014などをもとに作成。

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