イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月29日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の教育事務局(ディーワーン・タアリーム)が布告を出し、シリア国内の制圧地域において、美術、音楽、カウミーヤ(愛国教育)、歴史、体育、哲学、宗教(イスラーム教、キリスト教)の授業などを廃し、新たな教育方針を採用、また「シリア・アラブ共和国」という言葉を削除し、「イスラーム国」に書き換えると発表した。

また同監視団によると、シリア軍がラッカ県のダーイシュ拠点に対する空爆を行った。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の一大拠点であるダイル・ザウル航空基地攻略に向けて、ダーイシュ(イスラーム国)は「エリート部隊」の投入を開始した。

一方、SANA(8月29日付)によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、工業地区、ラサーサ地区、ラシュディーヤ地区で、シリア軍がイスラーム国(ダーイシュ)と交戦、複数のダーイシュ戦闘員を殺傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、スーラーン・アアザーズ町周辺(アフティームッラート村方面)で、ダーイシュ(イスラーム国)とジハード主義武装集団が交戦した。

AFP, August 29, 2014、AP, August 29, 2014、ARA News, August 29, 2014、Champress, August 29, 2014、al-Hayat, August 30, 2014、Kull-na Shuraka’, August 29, 2014、al-Mada Press, August 29, 2014、Naharnet, August 29, 2014、NNA, August 29, 2014、Reuters, August 29, 2014、SANA, August 29, 2014、UPI, August 29, 2014などをもとに作成。

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