シリア革命反体制勢力国民連立のルワイユ・サーフィー報道官は、ジュネーブ2会議での反体制勢力の代表団の拡大に関して、「ブラーヒーミー共同特別代表が介入し、反体制勢力代表団の本質を限定することは受け入れられない。こうした介入は前進をもたらさない」と非難した。
クッルナー・シュラカー(2月2日付)が伝えた。
**
シリア革命反体制勢力国民連立のファーイズ・サーラ氏(政治委員会メンバー)は、「連立内外から(ジュネーブ2会議の反体制勢力)交渉代表団の拡大が要求されている」と述べた。
サーラ氏はまた「反体制勢力の代表団が可能な限り広く代表が加わるべきだが、交渉に参加している代表団は、連立だけでなく、市民団体、地元評議会、自由シリア軍、クルド政党の代表団だ」と主張、拡大に消極的な姿勢を示した。
『ハヤート』(2月3日付)が伝えた。
**
シリア国民評議会のアブドゥッラフマーン・ハーッジ氏も「連立に代表団拡大を求める国際社会の圧力がある。しかし、連立はこれによって脆弱な代表団になってしまうことを懸念している」と述べた。
『ハヤート』(2月3日付)が伝えた。
**
民主的変革諸勢力国民調整員会のアーリフ・ダリーラ氏は『ハヤート』(2月3日付)に「連立の一部のメンバーが連絡してきた、ジュネーブ2会議の反体制勢力代表団への参加をもちかけた…。しかし、たとえ調整委員会がジュネーブ2会議への参加に同意したとしても、私は参加しない…。我々は調整委員会と連立による拡大会合で、共同ヴィジョンや反体制勢力使節団のメンバーで合意することを提案している」と述べた。
AFP, February 2, 2014、AP, February 2, 2014、Champress, February 2, 2014、al-Hayat, February 3, 2014、Iraqinews.com, February 2, 2014、Kull-na Shuraka’, February 2, 2014、Naharnet, February 2, 2014、NNA, February 2, 2014、Reuters, February 2, 2014、Rihab News, February 2, 2014、SANA, February 2, 2014、UPI, February 2, 2014などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.