2014年2月1日のシリア情勢:諸外国の動き(追記)

ミュンヘン安保会議に出席するためドイツを訪問中のジョン・ケリー米国務長官、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣、国連の潘基文事務総長、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表が会談し、ジュネーブ2会議第2ラウンドなどシリア情勢などについて協議した。

会談後に米国務省は声明を出し、ジュネーブ2会議第2ラウンドに関してシリアの反体制勢力の代表団を拡大する必要があると発表した。

『ハヤート』(2月3日付)によると、会談では、民主的変革諸勢力国民調整委員会、イスラーム戦線メンバーのシリア革命反体制勢力国民連立代表団への参加の可否について協議がなされたという。

また同紙は、クルド消息筋の話として、ロシアが、民主的変革諸勢力国民調整委員会とクルド最高委員会に、反体制勢力(シリア革命反体制勢力国民連立)の代表団に参加するよう求めていると伝えた。

al-Hayat, February 3, 2014などをもとに作成。

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