『ハヤート』(1月27日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)がラーシダ・リーシャーウィー死刑囚と後藤健二さんの「人質交換」を日本政府に要求したことに関して、ヨルダン政府が、リーシャーウィー死刑囚をはじめとする収監中のジハード主義者と、ヨルダン軍戦闘機パイロットのムアーッズ・サーフィー・カサースィバ空軍中尉(2014年12月拘束)との「人質交換」交渉をイラクやトルコの当事者を通じて間接的に行ってきたとするこれまでのリークを改めて暴露することになったと伝えた。
また、リーシャーウィー死刑囚との「人質交換」をめぐる交渉で、ヨルダン政府が世論の反発だけでなく、日本政府からの圧力に曝される可能性もある、と報じた。
al-Hayat, January 27, 2015をもとに作成。
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