シリア軍はアレッポ県西部におけるダーイシュ最後の拠点都市マスカナ市を激しく爆撃・砲撃(2017年6月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍および親政権武装勢力が、県西部におけるダーイシュ(イスラーム国)最後の拠点都市マスカナ市に対して、45回以上の空爆・砲撃を実施した。

**

ハマー県では、SANA(6月2日付)によると、シリア軍が県東部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、バルグースィーヤ村、アブー・フバイラート村で拠点に対する空爆を実施した。

**

ダイル・ザウル県では、SANA(6月2日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部の墓地地区、パノラマ交差点一帯、バルーク丘、アッルーシュ丘、旧空港地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃、破壊した。

またハウィーカ地区に潜入しようとしたダーイシュと交戦し、これを撃退した。

**

ヒムス県では、SANA(6月2日付)によると、シリア軍がジュッブ・ジャッラーフ町一帯、西ハブラ村、東ハブラ村、ラスム・サブア村、ラービヤ村、シーハ村、ラスム・アルナブ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, June 2, 2017、AP, June 2, 2017、ARA News, June 2, 2017、Champress, June 2, 2017、al-Hayat, June 3, 2017、Kull-na Shuraka’, June 2, 2017、al-Mada Press, June 2, 2017、Naharnet, June 2, 2017、NNA, June 2, 2017、Reuters, June 2, 2017、SANA, June 2, 2017、UPI, June 2, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.