ロイター通信(6月15日付)は、シリア政府が国連に対して、アレッポ市からハサカ県カーミシュリー市への人道支援物資の陸路での搬送を許可したと伝えた。
カーミシュリー市への国連(世界食糧機関)による人道支援物資は、2016年7月に本格化したが、搬送は主に空路によるものだった。
空路での物資移送は、週6回、1日2便の割合で実施され、これまでにラッカ県、ダイル・ザウル県、ハサカ県内の17万2,000人に配給されている。
AFP, June 15, 2017、AP, June 15, 2017、ARA News, June 15, 2017、Champress, June 15, 2017、al-Hayat, June 16, 2017、Kull-na Shuraka’, June 15, 2017、al-Mada Press, June 15, 2017、Naharnet, June 15, 2017、NNA, June 15, 2017、Reuters, June 15, 2017、SANA, June 15, 2017、UPI, June 15, 2017などをもとに作成。
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