トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、レックス・ティラーソン米国務長官と電話会談を行い、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に対する米国の支援が両国関係を損ねると警告した。
チャヴシュオール外務大臣は「(米国と)我々の関係に影響を与えかねない二つの問題がある。一つは米国にテロ組織のリーダー、フェトヒュッラ・ギュレンがいること、そしてもう一つは民主統一党(PYD)への武器供与だ…。我々はクルディスタン労働者党(PKK)に対する措置を講じねばならない。米国はこの点に関して我々と約束を交わした。この問題をめぐってステップが踏まれることを見たいと思っている」と述べた。
ドゥラル・シャーミーヤ(11月4日付)が伝えた。
AFP, November 4, 2017、ANHA, November 4, 2017、AP, November 4, 2017、ARA News, November 4, 2017、Champress, November 4, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 4, 2017、al-Hayat, November 5, 2017、al-Mada Press, November 4, 2017、Naharnet, November 4, 2017、NNA, November 4, 2017、Reuters, November 4, 2017、SANA, November 4, 2017、UPI, November 4, 2017などをもとに作成。
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