エグランド国連人道問題緊急援助調整官はダマスカス郊外県東グータ地方の人道状況が「完全なる大惨事」に陥っていると警鐘(2017年11月9日)

国連のヤン・エグランド人道問題緊急援助調整官はスイスのジュネーブで記者会見を開き、ラフマーン軍団、イスラーム軍、シャーム解放機構が活動を続けるダマスカス郊外県東グータ地方の人道状況に関して、40万人が包囲に曝され完全なる大惨事に陥っていると警鐘をならした。

エグランド調整官は、同地では数百人が緊急治療を必要としており、うち7人が治療を受けることができずに死亡、子ども18人を含む29人が危篤状態だと述べた。

同地をめぐっては、反体制派が最近になってやせ細った児童の写真を公開している。

『ハヤート』(11月10日付)などが伝えた。

AFP, November 9, 2017、ANHA, November 9, 2017、AP, November 9, 2017、ARA News, November 9, 2017、Champress, November 9, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 9, 2017、al-Hayat, November 10, 2017、al-Mada Press, November 9, 2017、Naharnet, November 9, 2017、NNA, November 9, 2017、Reuters, November 9, 2017、SANA, November 9, 2017、UPI, November 9, 2017などをもとに作成。

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