米主導の有志連合報道官はトルコとYPG主体のシリア民主軍が交戦した場合、後者を支援しないと明言(2017年11月14日)

米主導の有志連合のライアン・ディロン報道官(大佐)は、西クルディスタン移行期民政局の支配地域であるアレッポ県北西部のアフリーン市一帯に対して、『デイリー・サバフ』(11月14日付)に対して、同県西部やイドリブ県北東部にトルコ軍が部隊を進駐させ、圧力を強めていることに関して、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は「ダーイシュ(イスラーム国)と戦うために、有志連合に参加している…。ダーイシュとの戦闘がなく、我々と同じ目標をもって行動しないのなら、彼らはいかなる状況にあっても我々の支援をうけることはできない」と述べた。

al-Durar al-Shamiya, November 15, 2017

AFP, November 15, 2017、ANHA, November 15, 2017、AP, November 15, 2017、ARA News, November 15, 2017、Champress, November 15, 2017、Daily Sabah, November 15, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2017、al-Hayat, November 16, 2017、al-Mada Press, November 15, 2017、Naharnet, November 15, 2017、NNA, November 15, 2017、Reuters, November 15, 2017、SANA, November 15, 2017、UPI, November 15, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.