スイスのジュネーブにある国連本部で、ジュネーブ8会議第2ラウンドが開始され、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、反体制派統一代表団(最高交渉委員会)と会談した。
なお、AFP(12月5日付)がシリア消息筋の話として伝えたところによると、2日にスイスを去り、ダマスカスに帰着したシリア政府代表団は、会議への参加継続を検討中で、「代表団は今日明日にはジュネーブに戻らないだろう…。最終決定はまだ下されていない」という。
一方、反体制派統一代表団のヤフヤー・アリーディー報道官は記者団に対して「反体制派代表団は、アサドが役割を担わないかたいでの政治移行を依然として求めている」と述べた。
AFP, December 5, 2017、ANHA, December 5, 2017、AP, December 5, 2017、ARA News, December 5, 2017、Champress, December 5, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2017、al-Hayat, December 6, 2017、al-Mada Press, December 5, 2017、Naharnet, December 5, 2017、NNA, December 5, 2017、Reuters, December 5, 2017、SANA, December 5, 2017、UPI, December 5, 2017などをもとに作成。
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