シリア部族氏族最高評議会「米国はマンビジュ市から撤退するという約束を破り、住民を騙している」(2017年12月15日)

トルコ南部のガスィアンテプを拠点とするシリア部族氏族最高評議会のイブラーヒーム・ハーッジー氏は、「米国はマンビジュ市(アレッポ県)の住民を騙した。ダーイシュ(イスラーム国)の支配から同市を解放したら撤退すると約束したが、彼らとの間で交わしたこの約束を守っていない」と非難した。

ハーッジ氏によると、米国はアレッポ県東部ユーフラテス川のティシュリーン・ダムに近い米軍の基地で、マンビジュ市の部族長や名士と何度も会見し、このことを約束していたという。

アナトリア通信(12月15日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, December 15, 2017

AFP, December 15, 2017、Anadolu Ajansı, December 15, 2017、ANHA, December 15, 2017、AP, December 15, 2017、ARA News, December 15, 2017、Champress, December 15, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2017、al-Hayat, December 16, 2017、al-Mada Press, December 15, 2017、Naharnet, December 15, 2017、NNA, December 15, 2017、Reuters, December 15, 2017、SANA, December 15, 2017、UPI, December 15, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.