シリアのアル=カーイダ「シャーム解放機構」はロシア空軍Su-25を撃墜し、パイロットを殺害(2018年2月3日)

ロシア国防省は声明を出し、イドリブ県でロシア空軍のSu-25戦闘爆撃機が反体制武装集団の攻撃を受けて墜落、パイロットは墜落後に投降を拒否し、武装集団との戦闘で死亡したと発表した。

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令室は現在、トルコを通じて遺体返還のため折衝を行っているという。

RT(2月2日付)が伝えた。

これに関して、シャーム解放機構に近いイバー通信(2月2日付)は、シャーム解放機構がサラーキブ市近郊(ムアスラーン村近郊)でSu-25を撃墜したと伝えた。

シャーム解放機構の防空大隊を指揮するマフムード・トゥルクマーニー司令官がイバー通信(2月3日付)に明らかにしたところによると、Su-25撃墜に使用されたのは、携帯式防空ミサイル・システムだという。

al-Durar al-Shamiya, February 3, 2018

al-Durar al-Shamiya, February 3, 2018

al-Durar al-Shamiya, February 3, 2018

AFP, February 3, 2018、ANHA, February 3, 2018、AP, February 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2018、al-Hayat, February 4, 2018、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 3, 2018、Reuters, February 3, 2018、RT, February 3, 2018、SANA, February 3, 2018、UPI, February 3, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, February 3, 2018などをもとに作成。

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