トルコのカリン大統領報道官「アサド政権と諜報機関を通じて連絡を取り合っている…。「人民部隊」がYPGを支援したら、トルコ軍の合法的な標的となる」(2018年2月21日)

トルコのイブラヒム・カリン大統領府報道官は、シリアのアサド政権と、諜報機関を通じて連絡を取り合っていることを暴露した。

カリン報道官は「我々はシリア政府と公式に直接連絡を取ってはいない。だが、我々の関係機関がそれをおこなっている。つまり、我が国の諜報機関が直接、間接に連絡を取っている…。諜報機関は例外的な状況下でシリア政府と連絡をとりあっているだけで、必要に応じて個別の問題を解決するためだ…。この連絡は我が国の諜報機関の任務内で行われている」と述べた。

カリン報道官はまた「アフリーン(市一帯の処遇)に関して、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)の間に合意は成立していない…。「オリーブの枝」作戦は続けられ、計画通りテロ組織と対峙する」と付言した。

カリン報道官は、そのうえで、アフリーン市一帯にシリア政府が派遣した「人民部隊」に関して、YPGを支援するようなステップを踏めば、トルコ軍にとって合法的な標的となるだろう…。シリア政府ないしはそれ以外の勢力がこうした方向に踏み出したら、確実に重大な結果を招くだろう」と警告した。

TRT(2月21日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, Feruary 21, 2018

AFP, February 21, 2018、ANHA, February 21, 2018、AP, February 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2018、al-Hayat, February 22, 2018、Reuters, February 21, 2018、SANA, February 21, 2018、TRT, February 21, 2018、UPI, February 21, 2018などをもとに作成。

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