ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、タルフィーター村郊外、ダーライヤー市に対して軍が「樽爆弾」を投下した。
一方、SANA(1月25日付)によると、アドラー市ウンマーリーヤ地区、ザバダーニー市郊外、リーマー農場、ハラスター市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。
またジャルマーナー市では、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民12人が負傷した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市のハナーヌー地区、カーディー・アスカル地区、サーリヒーン地区、マイサル地区を軍が爆撃した。これに関して、クッルナー・シュラカー(1月25日付)は、「樽爆弾」による爆撃で数十人が死亡したと伝えた。
一方、SANA(1月25日付)によると、ダイル・ハーフィル市、ムスリミーヤ村、ハーン・アサル村、クワイリス村、アルバイド村、アレッポ中央刑務所周辺、シャイフ・ナッジャール市(工業団地地区)、フライターン市、ハッダーディーン村、ハワービー・アサル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
またアレッポ市では、サラーフッディーン地区、バーブ・ナイラブ地区、マルジャ地区、シャッアール地区、サーリヒーン地区、サーフール地区、ファルドゥース地区、カーディー・アスカル地区、カルム・マイサル地区、フーミド地区、ジャズマーティー地区、トゥッラーブ地区、ハナーヌー地区、ジュダイダ地区、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
このほか、軍がナイラブ航空基地北部のカルム・カスル地区、ミランダー・ビル地区を制圧したという。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、ニカーブを着用してなかった妻と歩いていた夫を逮捕した。
また、ダーイシュは、ラッカ市内でニカーブを着用していなかった少女2人をむち打ち刑に処したという。
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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区周辺で、軍と反体制武装集団が交戦した。
一方、SANA(1月25日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
またSANA(1月25日付)は、反体制武装集団の攻撃を逃れて避難生活を送っていたバルザ区の住民約100世帯が、自宅に帰ったと報じ、その写真を公開した。
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イドリブ県では、SANA(1月25日付)によると、タフタナーズ市、ナイラブ村、ビンニシュ市、ドゥーサ村、タルナバ村、タッル・サラムー村、ブワイダ村、カフルアジャム村、サルミーン市、アルバイーン山一帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ヒムス県では、SANA(1月25日付)によると、ヒムスしカラービース地区、バーブ・フード地区、ガースィビーヤト・ナイーム村、ハーリディーヤ村、ラスタン市、サアン村、ヒルバト・バルガラーン村、ヒルバト・スナイド村、ヒルバト・ヒワーラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダルアー県では、SANA(1月25日付)によると、タッル・マハッス村西部、ハーッラ丘などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。