ダルアー県の反体制武装集団支配地域で戦闘員退去に向けた動き(2018年5月15日)

ドゥラル・シャーミーヤ(5月15日付)は、複数の地元消息筋の話として、ロシアが、ダルアー県マハッジャ町を支配する反体制武装集団に対して、戦闘員およびその家族の退去(ないしは投降)について協議するための交渉委員会を設置するよう迫っていると伝えた。

同サイトによると、シリア軍も14日、同地の反体制武装集団に対して48時間以内に交渉委員会を設置するよう最後通告を行ったという。

マハッジャ町はダルアー市と首都ダマスカスを繋ぐ街道上に位置する要衝で、反体制武装集団の支配下にある。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍のヘリコプターがダルアー県北部のおよび東部の反体制武装集団支配地域の村や町に投降と和解を呼びかけるビラを散布した。

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イドリブ県では、ホワイト・ヘルメットがフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/SyriaCivilDef/)を通じて発表したところによると、シリア軍戦闘機がアリーハー市を爆撃し、女児2人が死亡、子供1人と女性1人が負傷した。

ホワイト・ヘルメットによると、爆撃はアウラム・ジャウズ村、ラーミー村に対しても行われたという。

Facebook, May 16, 2018

AFP, May 15, 2018、ANHA, May 15, 2018、AP, May 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2018、al-Hayat, May 16, 2018、Reuters, May 15, 2018、SANA, May 15, 2018、UPI, May 15, 2018などをもとに作成。

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