ヨルダンの仲介によりロシア軍とシャーム解放機構などからなる南部中央作戦司令室が停戦交渉を再々開(2018年7月5日)

ヨルダン軍が運営するハラー・アフバール(7月5日付)は、複数の消息筋の話として、シャーム解放機構などからなる南部中東作戦司令室とロシア軍代表団がヨルダンの仲介のもとに、停戦交渉を再開した、と伝えた。

また、最高交渉委員会元副議長のハーリド・マハーミード氏は、ハダス・チャンネル(7月5日付)に対して、ヨルダンが最高交渉委員会とともに、改めて停戦交渉を行うよう両当事者に求めたとしたうえで、ロシアが停戦を受け入れない一部戦闘員を家族とともにダルアー県から退去させることに同意したことを明らかにした。

停戦交渉は4日に中断していた。

AFP, July 5, 2018、ANHA, July 5, 2018、AP, July 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 5, 2018、al-Hadath, July 5, 2018、Hala Akhbar, July 5, 2018、al-Hayat, July 6, 2018、Reuters, July 5, 2018、SANA, July 5, 2018、UPI, July 5, 2018などをもとに作成。

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