CBS:欧米諸国はホワイト・ヘルメットを救出する方法を検討(2018年7月14日)

CBS(7月14日付)は、シリア軍による南西部への攻撃激化を受けて、ホワイト・ヘルメットが暗殺の危険に曝されていると指摘、先週のNATO首脳会談でそのメンバーの救出の方法について意見が交わされ、オランダ、英国、フランス、カナダ、ドイツが、1,000人とされるメンバーを家族とともに救出するための方法を検討していると伝えた。

同チャンネルによると、現在約300人が差し迫った危険に曝されているという。

米国家安全保障会議(NSC)のガレット・マルキス報道官はCBSに対して「我々はシリア政府とロシアが停戦に違反して以降、南西部の人道状況に関心を抱いている…。数十万人が戦闘を避けて逃れてきている…。そのなかにはホワイト・ヘルメットのようなグループなど、政権による報復を恐れている者もいる。我々はロシアと政権に圧力をかけ、南西部にいる市民に必要な支援を…行うことを認めさせようとしている」と述べた。

AFP, July 14, 2018、ANHA, July 14, 2018、AP, July 14, 2018、CBS, July 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 14, 2018、al-Hayat, July 15, 2018、Reuters, July 14, 2018、SANA, July 14, 2018、UPI, July 14, 2018などをもとに作成。

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