ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月9日付)を公開し、3月8日に難民707人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは198人(うち女性60人、子供101人)、ヨルダンから帰国したのは509人(うち女性153人、子供260人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は571,809人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者180,643人(うち女性54,591人、子ども92,425人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者391,166人(うち女性117,393人、子ども199,487人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
45カ国で難民登録したシリア人の数は6,580,101人(うち女性1,974,030人、子供3,355,852人)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は801,089人(うち女性240,642人、子供408,834人)となった。
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一方、国内避難民1,520人が新たに帰宅した。
うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したの1,520人(うち女性543人、子ども491人)、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は61,035人(うち女性20,823人、子供25,273人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,329,631人(うち女性403,382人、子供669,039人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, March 9, 2020をもとに作成。
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