2014年4月8日のシリア情勢:反体制勢力の動き

タウヒード旅団(イスラーム戦線)は、アレッポ県北部のバーブ・サラーマ国境通行所経由でシリアに入国しようとしたイラン人女性を3月16日に拘束したと発表、その映像をユーチューブで公開した。

拉致されているイラン人女性(1963年生まれ)は映像のなかで、イラン政府に対して、自らの釈放・帰国に向けた交渉を早急に行うよう求めた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のルワイユ・サーフィ報道官はアナトリア通信(4月7日付)に、連立が、アフマド・トゥウマ暫定内閣に政治、福祉、軍事、人道支援など行政のすべてを移管したと述べた。

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シリア革命反体制勢力国民連立アフマド・トゥウマ暫定内閣は、トルコのガズィアンテップ市でフランスのエリック・シュヴァリエ駐シリア大使(本国召還中)と会談した。

連立広報局が発表した。

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シリア革命反体制勢力国民連立広報局は声明を出し、アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長が14日に中国を訪問すると発表した。

AFP, April 9, 2014、Anadolu Ajansı, April 9, 2014、AP, April 9, 2014、ARA News, April 9, 2014、Champress, April 9, 2014、al-Hayat, April 10, 2014、Iraqinews.com, April 9, 2014、Kull-na Shuraka’, April 9, 2014、Naharnet, April 9, 2014、NNA, April 9, 2014、Reuters, April 9, 2014、SANA, April 9, 2014、UPI, April 9, 2014などをもとに作成。

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