シリア軍増援部隊がダルアー市に到着、「連隊検問所」を開放し、住民の退去の通路を確保(2021年8月21日)

ダルアー県では、SANA(8月21日付)によると、シリア軍の増援部隊がダルアー市に到着し、首都ダマスカスとナスィーブ国境通行所を結ぶ国際高速道路の安全を確保したのに合わせて、シリア軍、シリア赤新月社など関係当局が、武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーが占拠するダルアー市ダルアー・バラド地区と難民キャンプ地区からの住民の脱出の通路を確保するため、いわゆる「連隊検問所」を開放した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を28件(イドリブ県14件、ラタキア県10件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を23件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, August 21, 2021、ANHA, August 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 21, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 21, 2021、Reuters, August 21, 2021、SANA, August 21, 2021、SOHR, August 21, 2021などをもとに作成。

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