シリア反体制勢力の動き(2014年5月13日)

ダルアー県などシリア南部で活動するとされる自由シリア軍所属の武装集団60団体が「自由シリア軍南部戦線」の名で共同声明を出し、シャームの民のヌスラ戦線によるシリア南部戦線アフマド・ファフド・ニウマ大佐らの逮捕に対抗し、彼らが釈放されるまで、ヌスラ戦線の軍事作戦に参加せず、いかなる協力も行わないと宣言した。

ニウマ大佐らは5月5日に逮捕され、その後無罪放免となったと報じられたが、今なお拘束されているという。

自由シリア軍南部戦線はまた、首都ダマスカスとヨルダン国境の間に位置する一帯(ハウラーン地方)における統一シャリーア委員会を唯一の司法機関とし、同委員会の令状なく「自由シリア軍」戦闘員を尋問、逮捕することを禁じると決定した。

共同声明に署名した武装集団は以下の通り:

1. シリア南部革命家戦線
2. シリア革命家戦線
3. ヤルムーク師団
4. ハムザ師団
5. 3月18日師団
6. 第1コマンド師団
7. 第24歩兵師団
8. ファッルージャ・ハウラーン旅団
9. ムウタスィム・ビッラー旅団
10. アームード・ハウラーン旅団
11. シャバーブ・スンナ旅団
12. スンナの獅子の盾旅団
13. ムハージリーン・ワ・アンサール軍
14. 自由殉教者旅団
15. 殉教者マンスール・ハリーリー旅団
16. ジスル・ハウラーン旅団
17. ハウラーン大隊統合旅団
18. 殉教者アフマド・ハルフ旅団
19. タバールク・ラフマーン旅団
20. ミーザーン旅団
21. ハウラーンの鷹旅団
22. サラーフッディーン旅団
23. 第一騎兵連隊
24. 第二騎兵連隊
25. 二大聖地旅団
26. ムウタッズ・ビッラー旅団
27. ヒムス・ワリード旅団
28. イスラーム暁旅団
29. ハウラーン外国人旅団
30. ジャイドゥール旅団
31. アバービール・ハウラーン旅団
32. ヤルムーク殉教者旅団
33. カラーマ旅団
34. 特殊部隊旅団
35. ウルーバ旅団
36. ナワー自由人旅団
37. ウサーマ・ブン・ザイド旅団
38. ハウラーン嵐旅団
39. 殉教者ラーイド・ミスリー旅団
40. 機甲連隊
41. バドル・ハウラーン旅団
42. イッズ・ブン・アブドゥッサラーム旅団
43. イスラームの獅子旅団
44. 西部郊外鷲旅団
45. ハビーブ・ムハンマド旅団
46. 南部嵐旅団
47. サービリーン旅団
48. ウマル・ムフタール旅団
49. ラジャーの盾旅団
50. ハック旅団
51. 輝けるメディナ旅団
52. シャーム解放師団
53. ダマスカス殉教者旅団
54. 祖国の盾旅団
55. サイフッラー・マスルール旅団
56. フルサーン・ハック旅団
57. ガブガーブ殉教者旅団
58. ヤルムーク自由人旅団
59. アッバース旅団
60. 南部戦線で活動する全部隊

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米国を訪問中のシリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長ら一行は、バラク・オバマ米大統領と会談するためにホワイトハウスを訪問した。

しかし、オバマ大統領との会談は実現せず、スーザン・ライス国家安全保障問題担当大統領補佐官が対応した。

『ハヤート』(5月14日付)によると、会談でジャルバー議長は、反体制勢力の統合をライス補佐官に誓約したという。

ジャルバー議長ら一行はホワイトハウス訪問をもって米国訪問の全日程を終え、シリアの友連絡グループ会合に出席するため英国のロンドンに向かって発った。

AFP, May 13, 2014、AP, May 13, 2014、ARA News, May 13, 2014、Champress, May 13, 2014、al-Hayat, May 14, 2014、Kull-na Shuraka’, May 13, 2014、al-Mada Press, May 13, 2014、Naharnet, May 13, 2014、NNA, May 13, 2014、Reuters, May 13, 2014、SANA, May 13, 2014、UPI, May 13, 2014などをもとに作成。

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