チュニジア外務省のムフタール・シャワーシー報道官は『ハヤート』(6月8日付)に、在留チュニジア人の保護を目的とする事務所をシリア国内に開設すること決定、開設に向けた準備を本格始動したと発表した。
外務省の複数の消息筋によると、事務所開設は、シリア政府側との交渉を受けたもので、この交渉で、シリア側は事務所開設の条件として、チュニジアが2012年に一方的に断行した外交関係を回復することを求めていると思われる。
だが、シャワーシー報道官は事務所開設が外交関係の回復を意味しないと述べている。
チュニジアによる一方的断交時、シリア国内には約6,000人のチュニジア人が居住していたという。
AFP, June 7, 2014、AP, June 7, 2014、ARA News, June 7, 2014、Champress, June 7, 2014、al-Hayat, June 8, 2014、Kull-na Shuraka’, June 7, 2014、al-Mada Press, June 7, 2014、Naharnet, June 7, 2014、NNA, June 7, 2014、Reuters, June 7, 2014、SANA, June 7, 2014、UPI, June 7, 2014などをもとに作成。
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